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2020.08.05

主流か、傍流かって話



SNSを使って起業する」という話があります。

 

 

一見すると、なんとなく現実的な話に聞こえます。

 

 

SNSは多くの人との結びつきを可能にします。で、友達の友達とも次々と関係が結びやすいです。だから、サービスや商品を記事としてアップすると、申し込みが入ったりします。

 

 

けど、SNSってそもそも何?」ってことを考えると、「SNSを使って起業する」ことがいかに荒唐無稽かがクリアーになってくるはずです。

 

 

なぜなら、SNSには「商品を買いたい気分の人」「サービスを受けたい気分の人」がそもそも少ないからです。自分に置き換えていえば、わかりますよね。

 

 

SNS主流は、「暇つぶし」「なんとなく」「同じ趣味や好きなの人の情報をゲットしたい」「同じ趣味や志向の人とつながりたい」です。(あくまで、私の見立てですけど)

 

 

「ビジネスの情報をもらいたい!」「何かのサービスを受けたい」という人は、決していないわけではないでしょうけど、SNS全体からみたら傍流なのかと。

 

 

たとえば、Amazonというネット通販があります。

 

 

ここには「商品を買いたい気分」の人がたくさんいるわけです。そのための、仕掛けもたくさんあるわけです。

 

 

「この商品を買った人はこんな商品を買っています」ってリコメンド機能、ワンクリックで商品を購入できる機能。そのような仕掛けがお客さんをどんどんと「その気」にさせています。そのためのお金と人が投資されているわけです。

 

 

同じように、百貨店の高島屋や伊勢丹には「お金を使う気まんまんの気分」の人が、東京ディズニーランドにも「お土産を買う気まんまんの気分」の人がいるわけです。

 

 

こうした企業は時間をかけて「気分を持った人」とコミュニケーションをとってきたわけです。

 

 

そう考えると、起業して続けていくためのポイントは「商品を買う気持ちまんまんの人と適切なコミュニケーションをとる」ことが挙げられるかもしれませんね。

 

 

そこは、SNSのように「すぐに」「誰とでも」「インスタントに結びつく」ことができる世界ではありません。

 

 

「時間をかけて」「自分のサービスを好んでくれる人と」「じっくりと関係をつくっていく」世界です。

 

 

前者が刹那的な一瞬一瞬の付き合いだとすると、後者は成熟した大人の付き合いといってもいいかもしれないですね。

 

 

個人起業家であっても、ここを目指さしたいものですね。

 

 

でないと、一発花火を打ち上げることはできても、永続的に仕事を続けていくことはできにくいでしょうし。そのためには、主流と傍流とを取り違えないことが大切なのかと。

 

 

August 5, 2020 in 経営をするということ仕事のことについて |

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