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2021.09.24

本の企画案をまとめました



とあるご縁から、本の出版企画をまとめることになりました。

 

 

先日、出版社の窓口の方にメールをしました。現在、社内で揉んでいただいているようです。

 

 

数年前から「いつかやりたい」と思っていたテーマでした。でも、わたしがそのテーマで文章を書けるとは世界の多くの人が知らないはずで・・・

 

 

そんな状態で待っていても、ぜったいに声なんかかからないわけです。

 

 

なので編集者(出版社で本づくりにあたる人)と会ったら「このテーマなら書けるし、書きたい」とお伝えするようにはしていました。

 

 

でもちょっと小難しい分野の内容なんです。

 

 

なので、「うーん、何とも言えないですね」というレスポンスがあることがほとんどだったわけです。マーケット(本を購入してくれる人の数)も小さいでしょうから、編集者としてもちょっとリスキーな企画。

 

 

こちらも場面が替われば「カードをつくりたいんです!」という方に企画を売り込まれる側になりますから、編集者や出版社の論理はよくわかるつもり。なので、「いつかご縁のある出版社さんが現れればいいな・・」くらいの感覚でいたわけです。

 

 

それが今回、ちょっとだけ展開したわけですね。

 

 

今回の話が形になるかどうかはまだわかりません。出版は、さまざまな要因で企画がきまりますし、現時点では不確定要素はたくさんあることでしょう。

 

 

ただ、確実に「いつかこのテーマで書く方向へと向かっている感覚」がやってきているのは事実。

 

 

「感覚」ですから、理屈を抜きにした世界です。目には見えない世界ですから、もしかすると私の独りよがりな思い込みかもしれない。

 

 

けど、長く仕事をやっていると「感覚」がホンモノかニセモノかくらいの区別はつくようになります。

 

 

「ニセモノ」の感覚は、どこかつっかかりがあります。あえて言語化すると「すっきり」でなく「ざらついている」感じというんでしょうかね。

 

 

この感覚さえあれば、時間軸はそんなに気にならないわけで・・・早く企画がきまって本を出せればそれはそれでいい。けど、何年も先になったとしても、それはそれでいいって世界なわけです。

 

 

仕事をする目的っていくつもあるのでしょうが、「いい方向に向かっているホンモノの感覚」を手に入れることも大切な目的だと思うわけです。

 

 

「ホンモノの感覚」はおそらく、たんたんな日常の積み重ねの先にしかやってこないはずです。なので逆に言えば、この感覚があるときは、「日常の積み重ねを飽きることなくやっている」ことの何よりの証になるわけです。

 

 

企画をまとめながら、こんなことが頭をよぎりました。

 

 

September 24, 2021 in 仕事のことについて | | Comments (0)

2021.09.16

この会社ならなんとかしてくれそう

 

企業は、「頼まれること」で成り立っています。

 

・「この商品、売ってください」と頼まれる。
・「ノウハウがないので教えて」と頼まれる。
・「自分の代わりに手伝って」と頼まれる。


経営の世界では、「貢献」とか「用立て」という言葉も使われます。要は、「どこかの誰かの役に立つ」ということです。


「頼まれること」がなくなったら、企業はおしまい。なので、「自分(自社)は何をもって人様から頼まれるか?」を真剣に考えるのは、とても筋のいい質問だと思います。


「他人から『頼まれる』わけだから、べつに自分から考えなくてもいいのでは?


と思われるかもしれないですが、人は理由なく「頼む」という行為をしません。


・この人ならちゃんと解決してくれるかも
・この会社だったらこの情報があるかも


といった「ここなら何とかしてくれる予感」があるから、頼むわけです。我々の消費行動を振り返ってみても、「この店なら欲しい商品が置いてありそう」「ここでなら、いい美味しいお酒を飲めそう」といった「予感」から行動をしているはずですし。


こういった「予感」は、「自分が周囲に何ができるか?」をきちんと考えることなしにつくることはできないと思います。

 

逆に言うと、「自分が周囲に何ができるか?」を一生懸命考えた先に、「磁力」みたいなものを生み出すのかもしれないですね。それが、仕事や人間関係を引き付ける、みたいな。

 

 

September 16, 2021 in 仕事のことについて | | Comments (0)

2021.09.10

「目には見えない世界」と「リアリズムな世界」

 

2020年は「オンライン講座」普及元年でしたね。

 

 

わたしも時間ができたので、たくさんの講座をうける機会ができました。

 

 

いま定期的に参加しているのは、

 

 

・キリスト教神学

・ヒンズー教の源流をさぐる

・大乗仏教の歴史

・アリストテレスの二コマコス倫理学

・法華経

 

 

あとは、毎年参加している國學院大学の神道講座と、なんだかんだで5年以上参加しているインド哲学。この二つもオンラインになりましたから、けっこうな数ですね。

 

 

「すべての講座に共通しているものって何だろう・・・?」

 

 

と改めて考えると、「人間を生きづらさから解き放つ知恵」みたいなことがあるような気がしくるわけで。

 

 

こうした知恵の中には「人間の生きる力を削いでいくもの」への理解と、それにたいしての対処法(または予防策)がふんだんに盛り込まれています。

 

 

で、それに触れていくと「目にはみえない世界への理解が深まらないと、人間は生きづらさから完全に解放されることはない」とさえ感じるのです。

 

 

たぶん、人間には「目には見えない世界に触れないと生きていても何かが物足りない」という種類の人がいるわけです。わたしはたまたま、そういう種類の人間だったという事なんでしょう。

 

一般的に「目には見えない世界」って会社経営だとかの「リアリズムな世界」とは、対極にあるように考えられがち。けど、たぶんそんなことはないわけです。

 

 

そんなことを私なりに解明していきたいのかもしれないですね。



 

September 10, 2021 | | Comments (0)