2005.11.16

「現場」に逃げない、「現場」を無視しない

ちょっと前に有楽町でご飯を食べたきのこと。


「だいたいあいつ(たぶんその人の会社の社長)は現場をよく分かってないんだよな!」


と40代くらいの利発そうなビジネスマンが語っていた。近くの会社で働く建設会社の方のようだ。同席しているもう一人(30代後半 部下?)も肯定的なあいづちをうつ。


別段、飲んで酔っているわけではないのだが話はえんえんと20分ほど続いた。


「仕事をな任せるなら任せろ、っていうんだよ!」だとか「だったら自分でやれっていうんだよ!」だとか「だいたいな現場にたたなきゃだめだろう!」だとか、耳が痛い言葉の数々だった。


実際、僕も会社員として働いている時にはたびたび思った。


いきなり上の人が仕事に入ってきて、いままでのやり方や流れを無視した仕事を進めてしまう。「えっ、それはないでしょ」と思う。「現場のことは俺の方が詳しいのに・・任せてくださいよ」と思う。


ただ、今では思う。


「うちの社長は現場が分からない」と、片付けるのはどうかと。現場のことを理解してもらうような働きかけ(連絡だとか報告だとかですね)を当時の僕がきちんとしていたか、と。


会社を大きくするためには、経営者などのリーダー層は現場の仕事に執着してはならない。もっと大局的な何か(これから先の企業ポジションだとか、戦略だとか)を考えることに時間と労力を費やさないといけない。


そのためには「この仕事は俺がいないと回らない」という発想を捨てなければならない。「社員を依存させることによって、自身のバランスをとる」みたいな罠に陥らないようにしなければならない。(こういうケースはきっと多いですね)


いきおい、現場からの仕事には徐々に離れていってしまうことになる。(もちろん全部、は無理ですよ)


ただ、その一方で、「現場で今何が起きているか?」をきちんと把握していなくてはならない。


現場の実務は行わなくても、実際に現場で仕事をしてもらっている人からの報告だとか相談だとかを通して、「現場の現状」を理解しようとしなければならない。というより、それがないときちんとした会社の将来像など描けない。


で、思うのだ。


経営者が遊び呆けているならともかく、日常業務をきちんとやっているのであれば、職業人はすべからく報告、連絡、相談の労力を省略してはいけない。


「社長は現場のことが分からない」と逃げてはならない。現場のことを分からせるのが、職業人の義務だ。(と、いうより「経営者よりも現場の事がわからなくてどうするの?」くらいの気概がないといけない。)


反対に経営者層は、「今現場で何が起きているのか?」「何が課題なのか?」についてきちんとアンテナをたてなければいけない。そんな情報をきちんと取り組んで、それを踏まえた将来の事業スケッチを描かないといけない。


嫌われようが、いやがれれようが、現場の仕事についての報告を求めなければいけない。


経営者と社員とでは仕事の立ち位置が異なる。


会社の成長とともに、それがコミュニケーションのギャップを生み出していく。それの多くは「現場の仕事をを知っている、知っていない」の遠慮(?)からくるのではないだろうか?と僕は個人的に思っている。


職業人よ「現場」という言葉に逃げるなかれ。経営者よ「現場」を無視するなかれ。


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追記
かつて格闘技をやっていた時に半年で25kg落とした(落ちた?)事があります。


その時の成功体験(?)でしょうか、いまでも「5kgくらいならすぐ痩せられる」という気持ちがあるんですね。


けど、それが無茶になったということを社会人になって12年目で痛感しています。


とりあえず、3月末までに6kgの減量を目指してがんばります!(と、いっても食べたいものや飲みたいものはガマンしませんけどね。それが趣味?なんで)

November 16, 2005 in ダイエット実践記録, プチ経営の哲学 | | Comments (8) | TrackBack (0)